みなさん、何か動画配信サービスには入ってますか?
我が家は、NetflixとAmazon Primeに入っています。
動画配信サービスって一回入っちゃうと、もう無しの生活が考えられないですよね。
だって、雨の日も風の日も、続きが気になるからってTSUTAYAに行ったりしなくて良いし、返却忘れで延滞とかもない。もう最高。
なんでこんな話をしたかというと、わたしたち夫婦は、Netflixのオリジナルムービーの「ミニマリスト」を観て、完全に固定概念が変わったから!!!
そのお話をしようと思います。
Contents
とりあえず物が多い夫婦
わたしたち夫婦は、この5年の間に4回お引越しをしています。
1回目
わたしが沖縄の読谷村に移住した2015年。
2回目
同じ読谷村内でお引越しをした2016年。
3回目
沖縄から東京のわたしの実家にお引越し(正確にいうと”移動”って形になるのかな?)2019年2月。
4回目
やっと新居が見つかり、東京の実家から横浜市にお引越し。2019年9月。
今思い出してみても吐きそうな行程。笑
「お引越しが趣味」なんて人もまれにいるらしいのですが、信じられません。笑
でもこれって、何がこんなにお引越しを億劫にさせるのかというと、圧倒的に”物が多すぎたから”なんですよね。
でも、当時は意識していなかったので、物の多さにウンザリしてはいたものの、ヤバさにまったく気づかなかったわけです。
家が広ければ広いほど、意識しないと物は増えていく
わたしはもともと、自分の物が周りにないと不安な性格で、常にバッグとかも中身が多く、友達に笑われていたほど。笑
海外旅行にいこうものならば、旅先で最終的にもまったく登場しないシューズやら洋服、アクセサリーもあふれていたり…(でももしかしたら使うかも!と思い込んで持って行っていた笑)
そのため、沖縄に移住した当時は、洋服・小物あわせ、ゆうパックでダンボール11箱も持っていきました。
“餞別に”、と家族や友達からもらった、新居で使えそうなキッチンツールや雑貨も含まれていたのですが。
ただでさえ物持ちだったわたしが、キッチンや家具なども新たに揃えるとなると、どんどん物は増える一方。
そういう”自分の巣作り”みたいなことがわりと好きだったから。
- こういう料理のときにはこのお皿にしよう!
- コップやグラスもなんならいっぱいあった方が良いよね!
この考え、全部むだでした。笑
きちんとすべて使いこなせる人だったら、もちろん良いんです!
が、わたしの場合は「持っていて満足」な一面もあり、使わずに棚の奥にずっとある、なんてのもザラ。
しかも、沖縄の物件は中部までいくとアパートでもほぼほぼ1LDK以上が多いため、二人暮らしでも結構広めな物件に、もちろん首都圏よりだいーぶ安く住めちゃいます。
最初に住んだアパートは2DK(バス/トイレ別)で¥63,000円でした。激安。

住み始めたばっかりなのに、ムダに頑張ってすごい海系ルームっていう恥ずかしさ。すでにごちゃごちゃです。
今思うと、初めて実家から離れての暮らし。
相手さえokであれば全部何もかも自分の思い通りのインテリアにできる!となると、もう楽しくて楽しくてしょうがなかったんだとも思います。
家も広いのであれも置きたい、これも飾りたい、かわいいから買う!
等々であっというまに物は増え、翌年の2回目のお引越しのときには、悪夢のような作業が待っていたのでした…
そして、2回目の引越しでわたしたちが次に住んだのは新築の2LDKのアパート。同じ読谷村内。
ありがたいことに55平米もありました。家賃は前回と同じぐらいだったかな。

カウンター付きのダイニングキッチン。真っ白い床に、ベランダはなんと2箇所。
家庭菜園でもやっちゃおうか〜なんて言いながら、申し分のない間取りでした。
(ちなみに、家庭菜園も一式揃えたけど2人とも多忙のため世話せず終了。情けない)
リョウヘイも、本人が次男であることと、親族・年上いとこ達に囲まれているものだからか、小さい頃からの習慣で“お下がり気質”。
まぁ〜ほんとに日々いろんな物をもらって帰ってくる。笑
もらってきてはソファの上に置き去り。
そこから誰もふれることなく数週間とかよくありました。
気づいたら、リビング/寝室の他のもう一部屋は完全物置に…。笑
しかも、SUP(スタンドアップパドルサーフィン)をやるのでそのグッズや道具も半端ない。。
断れない性格は物が増えていく
わたしたち夫婦はもともと、何事もあまり断れない性格です。
田舎あるあるで、なんでも分け合う精神、あげたりもらえたりが盛んな沖縄。
食べ物など、消費していくものなら良い、と言ったら失礼になっちゃいますが、なかには手作りの”消耗品でない物”も時々いただいていたりしました。もちろん要らないなんて言えるわけがありません。
自分の母親からも、心配だったのかお皿なども送られてきたり。否応無しに保管するしかないですよね。
そうするとどうなるでしょう?
人からの頂き物は大変ありがたい反面、必要ない場合であっても情が湧いて捨てられない…。
わたしたち夫婦はまさにその性格が邪魔をして物が捨てられない、というのもありました。
断る勇気や、潔さが足りなかったため、最終的には引越しも大変すぎて自分たちの首をしめることに。笑
結局、何が原因でこうなっているのか、自分たちが気付けていないと根本から解決しないので、同じことをくり返してしまいます。
ミニマリストを観たきっかけ
共働きのため、バタバタと忙しない毎日を送るなかで家に帰ってもごちゃごちゃ。
物が多いから、お掃除したり、片付けるのも一苦労。
2人ともわかっていたんですよね。このままではマズイと。
リョウヘイが、「ミニマリスト」って聞いたことあるけど、勉強なりそう!って言い始め。
お互い時間が合わなかったので、個々で好きなときに観ることに。
そして、観終わったとき目からウロコでした。
ミニマリストTips
どれだけ自分たちが不要なものに囲まれて生きてきたのか確認する。
手放すことで、大きな重荷から解放される。
広すぎず、ミニマムな世界に居住することで無駄をなくす。
しかも、言っている人たちがみんな成功者だから、めちゃくちゃ納得できる。
そういえば、ミニマリストって“断捨離と近しいもの”だと思うんですが、
こんまりさんも、“ときめくか、ときめかないか”で自分のそばにおいておく物を決める、とおっしゃっていましたよね。それで人生が変わる、と。
このドキュメンタリー映画を観てすごく勉強になり、良い刺激をたくさんいただきました。
わたしたちも、最終的に横浜市に引っ越した際に、今の自分たちに見合った広さ、家賃の場所に住むことをきめました。(沖縄価格ではとてもじゃないけど首都圏では住めないので)
沖縄:2LDK / 55平米 → 横浜市:1DK / 28平米
現在は、沖縄時代のほぼ半分の狭さのアパートに住んでいます。
たくさんの物を手放せたことで、実際生きていく上でどんなものが日常づかいとして必要なのか、ちゃんと見極められるようになり、結果として無駄遣いも減りました。
この成長が自分的に本当に嬉しい。
多分、ミニマリストを観ていなかったら、そもそも根本的な考えが変わらなかったと思うので物も手放せなかっただろうし、絶対この広さには住めなかったと思うのです。
そして、不要な物をたくさん手放せた今、逆に“増えないように”していくことも重要。
わたしたち夫婦は、また物が増える恐怖から笑、自動的に“要らないものを断る勇気”も少しづつ身につけています。
でももちろん、人間として成長した上で、またいつか広いお家には住んでみたい。
理想を言い始めたらキリがないけど、今はこれが自分たちには心地の良いスペースあることには変わりなくて、なんなら前よりも2人で協力して前に進めてる気がする、一歩一歩。
そんな気持ちにさせてくれたこの映画には大感謝だし、何か行き詰まったらまた観返して、少しづつ進んでいけたら理想です。
ぜひ、Netflixに入ってミニマリスト観てみてほしいです!(初月たしか無料だったような!)
▽照屋夫婦のプロフィールはこちら♫
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